株式会社Genki Global Dining Conceptsが手がける新ブランド「GENKI SUSHI×魚べい」が、10月10日、上野でグランドオープンしました。
海外で240店舗以上を展開し、圧倒的な知名度を誇る「GENKI SUSHI」と、日本国内で主力展開する「魚べい」。
この2大ブランドが融合した初のグローバルコンセプトストアです。
江戸時代のファストフードとして生まれた寿司が、いまや世界の食文化として進化を遂げています。
その最前線を体感できる場所として注目されるこの新店舗。
そんな話題の「GENKI SUSHI×魚べい 上野店」。さかなのNEWS編集部が、実際にオープン前の内覧試食会に参加してきました!
海外と日本をつなぐコンセプトの内容や、ここでしか味わえない限定メニューについて、体験レポートをお届けします。
寿司を通じて、世界と日本をつなぐ新拠点
「GENKI SUSHI×魚べい 上野店」は、まさに、寿司のグローバル化を体感できる場所でした。
海外で240店舗以上を展開し、現地の食文化と融合しながら、世界の寿司を進化させてきた「GENKI SUSHI」。
そして国内での回転寿司文化を支えてきた「魚べい」。
この2つのブランドがコラボした背景には、明確なビジョンがあります。
それは、訪日外国人(インバウンド)をはじめとする国内外のお客様に向けて、「グローバルな寿司体験」を提供すること。
ブランドの垣根を越え、日本の食文化を世界に広める店舗としての意気込みを強く感じました。

まるで食の万博。海外色あふれる上野店限定メニュー
オープンを記念した第一弾は「ハワイフェア」。
海外店舗で人気のメニューを日本向けに再現したラインナップが並びます。
なかでも注目は、マウイ島店限定の「和牛サーフ&ターフロール」。

海老フライ入りのカリフォルニアロールを国産和牛で包み込んだ、贅沢な逸品です。
マウイ島店長が開発した人気メニューを、日本向けに再構築されたそうです。ひと口食べた瞬間に、海外の寿司文化がぐっと近く感じられました。
そして個人的におすすめなのが、「アヒポキ」。

ハワイの海鮮といえばポキというイメージそのままに、ごま油風味でピリ辛のクセになるタレに漬け込んだマグロをたっぷりと乗せた軍艦になっており、米にこだわる魚べいだからこその絶妙なシャリの相性が良く、旨みを感じる絶品でした。
そのほかにも「スパイシーツナ」「スパム」「サーモンガーリックマヨ炙り」など、各国で培われたアイデアを感じさせるメニューが並びます。
その土地の文化を考慮してメニュー開発を行っている、GENKI SUSHIらしいメニュー展開が行われていました。
グローバル展開の中で生まれる「逆輸入」の面白さ
印象的だったのは、この店舗が単なる国内新店ではなく、「グローバルメニューの研究開発拠点」のように位置づけられている点だ。
上野で寄せられたお客様の声は、海外店舗の新メニュー開発にも反映されるという。
つまりここは、世界と日本が互いの文化を取り入れ合う場所。
「寿司」は、もはや日本だけのものではありません。
それぞれの国の文化や嗜好を取り入れ、姿を変えながら広がっています。
万博が終わった今、日本でこんなにも多様な寿司文化を一度に味わえる場所は、そう多くはないでしょう。
ぜひあなたも、「GENKI SUSHI×魚べい」で、世界の寿司を体験してみてください。
GENKI SUSHI×魚べい上野店
住所:東京都台東区上野6‐13‐14 Ueno Gate 3F
アクセス:JR上野駅より徒歩3分、京成上野駅より徒歩4分
営業時間:平日11:00~23:00(ラストオーダー22:45)
土日祝日10:30~23:00(ラストオーダー22:45)
定休日:なし