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インドネシア人がカツオの一本釣り!?知られざる漁業現場の話
スーパーに並ぶ「国産カツオ」の文字。 なんとなく「日本の漁師さんが釣った魚」だと思っていませんか?たしかに、カツオは日本近海で水揚げされているれっきとした国産魚。でも実は、その漁を支えているのは、日本人だけではありません。でも実は、その漁を支えているのは、日本人だけではありません。漁業の多国籍化について紹介します。 -
魚を食べてほしいなら、魚食普及はしなくていい。その理由と大事な視点
「魚離れ」が話題になって久しいなか、「魚を食べましょう」とストレートに呼びかける取り組みをよく見かけます。しかし、それは本当に効果的なアプローチなのでしょうか?魚を食べたくなる仕掛けを考えること。これこそが、魚食文化の未来をつくる第一歩ではないでしょうか。 -
「魚が取れない」の本当の理由とは。資源管理と貧栄養という視点から考える
近年、「魚が前ほど獲れなくなっている」という声が、各地の漁業現場から上がっています。水温上昇や海の環境変化といった要因が語られることが多いですが、それだけでは実態を正確に捉えきれません。現場で起きている変化と課題を整理し、これからの海とどう向き合うべきかを考えていきます。 -
安くて美味しい、そして皇室行事にも。知られざる低利用魚「カナガシラ」の魅力に迫る
さまざまな理由があって市場に出回ることが少なく、食卓にのぼる機会が少ない魚たち。今回ご紹介するのは、そんな低利用魚の「カナガシラ」。一尾100円前後という驚きの価格で、しかも刺身でも煮つけでも絶品。 それでもなぜか知られていないカナガシラ。その魅力に迫ってみましょう。 -
スマート水産業を成功させる鍵とは?現場に根差した改善のススメ
水産業の未来を支える取り組みとして注目されている「スマート水産業」。しかし、その導入が必ずしも成功しているとは限りません。現場で本当に役立つスマート化とは何か?現場目線から見た「うまくいくパターン」と「うまくいかないパターン」を紐解きながら、スマート水産業を進化させるための本質に迫ります。 -
スマート水産業が進まない5つの理由とは?現場から見える本当の課題
近年では、農業や畜産業において「スマート化」が進みつつありますが、水産業ではまだ実装例が限られています。 一体なぜなのでしょうか?この記事では、現場から見えてきた、水産業がスマート化しづらい根本的な理由から、未来へのヒントを探ります。 -
メディアに取り上げられることは成功の証なのか?水産業界にも通じる、理想と現実のギャップ
「メディアに取り上げられる=すごいこと」と思っていませんか?メディアに登場した新商品や事業者が「話題の人」として見られ、「うちも真似してみようかな」と感じる人が一定数いるようです。 けれど、今日はあえてそこに疑問を投げかけたいと思います。 -
漁師の家に生まれたけれど、家業を継がなかった私が「魚の価値を高める」仕事を選んだ理由
魚を通じて何ができるか。水産業のリアルと未来に向けた関わり方を、漁師の家出身の、さかなのNEWS編集長が綴ります。家業を継ぐか迷っている方や、水産業に興味があるけど、関わり方が分からない方へ、こんな生き方もあるんだなと参考になれば幸いです。 -
水産業のブランド化で見落とされがちな落とし穴とは?現場から見えた5つの注意点
これまで全国の漁業者や養殖事業者、漁協の方々とお仕事をしてきたなかで、水産品の「ブランド化」に関するご相談を受けることもしばしばあります。 名前をつけて満足していないか、ブランドの価値が曖昧になっていないか、など、現場でよく見かける「陥りがちな落とし穴」を5つに整理してご紹介します。 -
血抜き、神経締めは何がいい?味が変わる?教養としての魚の締め方
釣ったあとや水揚げされたあとでどう扱うかによって、魚の味が変わるって知っていましたか?じつは「締め方(しめかた)」という処理によって、鮮度や美味しさが大きく変わるんです。魚の締め方の基本から、最近注目の神経締めまでを、わかりやすく紹介します。