秋の味覚「サンマ」。近年では珍しい豊漁の報道がなされていますね。8月26日時点で北海道の根室・花咲・厚岸において、累計3000トンの水揚げがあったとのこと。水揚げ量がまとまっているだけでなく、今年のサンマはサイズが大きいようです。さっそく、新物サンマを食べたので、ご紹介します。
一尾税込み755円!高級ながらも満足な良型サイズ!
8月下旬に都内のスーパー「成城石井」で、1尾売りのサンマを見つけました。産地は北海道です。パッケージには「新物」のシールが貼られています。

ひと目見て分かるように、背中の部分がかなり盛り上がっています。一番太い部分で、5センチほどの高さがありそうです。
値段は1尾699円(税込み755円)でした。新物価格なのかお高め感は否めませんが、それでも食べてみたいと思う肥えたサンマです。
美味しいサンマを見分けるポイント

美味しいサンマを選ぶポイントは、背中部分が盛り上がって、腹回りが太いことに加え、口先が黄色いものを選びましょう。口先が黄色くなっているのは、脂が乗っている証拠です。
売場に並んでいたサンマは、どれも太っていて、口先が黄色かったですが、その中でも一番大きいサイズを選びました。

塩を振って、早速焼いていきます。焼き時間は魚焼き機でだいたい15分です。本当は直火か炭で焼きたいところですが、都心のアパートでは難しいですね…。それでも十分こんがりと焼けました。

背中の方まで脂が乗っているためか、焼きあがりは皮が剥がれてしまいました。食べてみると想像以上にしっとり、ホクホクで美味しかったです。人によって好みはあると思いますが、内臓も程よい苦みで美味しくいただけました。
今年のサンマ、ぜひ食べていただきたいです!
ちなみに9月27日、28日は、北海道根室市で「第33回根室さんま祭り」が開催されます。つかみ取りや、食べ放題など、サンマを思う存分堪能できるお祭りです。ぜひ産地にお出かけして秋の味覚を堪能してはいかがでしょうか。
さかなのNEWS編集部・小菅綾香
釣り船の娘として生まれ、釣り歴20年以上。東京海洋大学大学院を卒業。釣りアンバサダーとして釣りや魚、水産業の魅力を伝える活動をしている。