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【朗報】「イクラ」のプリン体は実は少なかった…。痛風を気にする人もイクラを食べて良い理由

痛風の原因物質「尿酸」の元となるため、控えたほうが良いと言われる「プリン体」。プリン体が多いと言われる食材には、レバーや魚卵などがあります。しかし、このうち「イクラ」や「カズノコ」などは、実はプリン体が少ない事実があります。

公益財団法人 痛風・尿酸財団のホームページには、食品中のプリン体含有量一覧が公開されています。

それによると、「イクラ」のプリン体含有量は、3.7mg/100g。これは、白米の25.9mg/100gよりも少なく、「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」の「極めて少ない(50mg以下)」に分類されます。ちなみに、「カズノコ」も21.9mg/100gと「極めて少ない」に分類されます。

そもそもプリン体というのは、細胞にあるDNAなどの核酸に含まれており、それが分解して生成されます。なので、細胞が大きく、数として少なくなる鶏卵やイクラには、プリン体は多くないのです。

ということで、痛風が気になる方も、「イクラ」や「カズノコ」は安心して食べられる食材といえます。

ちなみに、プリン体は本来運動したり臓器を動かしたりするためのエネルギー物質のため、それ自体悪いものではありません。ただ、過剰になると尿酸が増え、痛風の元になるということです。何事もバランスが大事ですね。

※参考ページ
公益財団法人 痛風・尿酸財団ホームページ https://www.tufu.or.jp/

イクラのイメージ写真

【筆者プロフィール】
さかなのNEWS編集部
魚、漁業、水産業のことを「広く」「深く」「ゆるく」伝えています。

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