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サイズは2メートル超え!横浜市の漁港で昆布の収穫体験|牧野くみのお魚ライナーノーツ

少し前、四月のことです。横浜市にある金沢漁港・幸海ヒーローズさんの元へ昆布収穫体験ボランティアへ行ってきました!

昆布と言えば北海道のイメージですが、こちらの金沢漁港ではブルーカーボン事業の一環として真昆布の養殖が行われています。

※ブルーカーボン…昆布など海の中の光合成で、大気中の二酸化炭素を吸収すること

遠くに見える八景島シーパラダイス

金沢漁港はシーサイドライン金沢八景駅から一駅の野島公園駅にあります。作業しながら八景島シーパラダイスを臨めます!

12月に種付けした昆布があっという間に育って、今回春に収穫されたものは2メートル以上になっていました!昆布の成長速度にびっくりです。

2メートル超えの昆布

私たちボランティアの仕事は、通販購入者へ送るための段ボール箱作りです。8kgずつ袋詰めし、段ボールに入れてガムテープで止めるという流れ作業をその日集まった人たちで行いました。(翌日めっちゃ筋肉痛になりました)

こちらの昆布、京急線金沢文庫という駅が近いことから、「ぶんこのこんぶ」という名前で幸海ヒーローズさんがSNSで発信しています。

https://sachiumi.com/

水揚げされたばかりの大量の昆布たち

途中で昼食を頂きました。内容は乾燥させていない生の昆布のしゃぶしゃぶと、昆布を練り込んだパンです。収穫したての生の昆布はわかめのように柔らかいんです!

収穫したての昆布を食べられる贅沢

実は私は2年前からこちらの昆布のファンです。コロナ禍で出荷できなくなってしまった「ぶんこのこんぶ」のヘルプを知人経由で知りました。以前学生生活をこの地域で過ごしており、とても思い入れがあったので居ても立ってもいられなくなり購入を決めました。

当時初めて手に取った生の昆布はとても柔らかく、昆布巻きなどの料理も戻す手間がいらず、幅広で扱いやすくて感動しました!

今回は実際に漁港で出荷の作業を体験することができたことで、より「ぶんこのこんぶ」のことを知れたと思います。幸海ヒーローズさんの「ぶんこのこんぶ」、今後もぜひご注目下さい!

筆者プロフィール:

水産系シンガーソングライター 牧野くみ
魚食×アートの可能性を探る。ととけん1級所持。
2022年4月サバをボサノバのリズムに乗せた新曲「サバノート」リリース。
各種ダウンロード・サブスクより好評配信中!
https://linkco.re/gN6eTeZ2

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この記事を書いた人

さかなのNEWS編集部。魚、漁業、水産業のことを「広く」「深く」「ゆるく」伝えています。

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