夏の暑さが本格的になり、避暑地への旅行を検討している方も多いのではないでしょうか?岩手県西部に位置し、秋田県との県境にある「西和賀町」も避暑地として知られています。
そこにある温泉旅館「山人―yamado―」に2025年7月中旬、行ってきました。山の幸が堪能できる夕食では、「バーニャカウダ」が提供されます。ソースは山人オリジナルで、イワナの塩漬けをベースに作られています。何度もおかわりしてしまうほど、絶品だったのでご紹介します。
岩手県の山奥にある温泉旅館「山人―yamado―」

東京駅から東北新幹線で約3時間かけて北上駅へ、そこから北上線に乗り換え約45分で最寄り駅の「ほっとゆだ駅」に到着します。さらにタクシーで6分ほど移動すると、自然に囲まれた温泉旅館「山人―yamado―」があります。
客室は全12室と少なく、静かな時間を過ごすことができます。うち8部屋はデッキから川を眺められ、昼は涼しげなヒグラシの声が響き、夜はホタルを見ることもできました。
そして夕食は、地元食材を使った山の幸が堪能できます。

イワナを使った「バーニャカウダソース」
山人は、旅館としてはちょっと珍しく、夕食・朝食の食材を従業員自ら調達することがあるそうです。通称「山の名人」と呼ばれる地元の方に教わりながら、山菜を採ったり、川魚を釣ったり、地鶏をヒナから飼育したりするそうです。
夕食では、山人の看板メニュー「バーニャカウダ」が提供されます。新鮮野菜をオリジナルソースに付けて食べる一品です。通常のバーニャカウダソースは、アンチョビ(カタクチイワシの塩漬け)、オリーブオイル、ニンニクなどが使われます。しかし、山人オリジナルのソースは、イワナの塩漬けをベースに、濃厚な生クリームなどが使用されています。

何回でもおかわり可能!
野菜はキュウリやパプリカ、らっきょ、コリンキーなど、種類豊富かつ大ボリューム!旅館のスタッフからは、「ソースは何度でもおかわりできますので、たっぷり付けて召し上がってください!」と、嬉しいお言葉!
川魚が使用されているため、アンチョビのような独特さはなく、上品でコクのあるクリーミーな味わいです。シャキシャキ野菜と相性抜群で、5回もおかわりしました。
瓶詰め商品がECサイトから購入できる
この夏、避暑地への旅行をご検討の方は、心と体、そしてお腹も満たされる山人へお出かけして、イワナのバーニャカウダソースを堪能してみてはいかがでしょうか?
とはいえ、「ちょっと遠いなぁ・・・」という方に朗報です。イワナを使った「バーニャカウダソース」は、瓶詰め商品として山人オンラインショップで販売されています。120グラム入りで、税込み1,500円です。お取り寄せして自宅で楽しむこともできますので、是非一度ご賞味ください。
- 山人―yamado―:https://yamado.co.jp/
- 山人-shop-:https://shop.yamado.co.jp/
さかなのNEWS編集部・小菅綾香
釣り船の娘として生まれ、釣り歴20年以上。東京海洋大学大学院を卒業。釣りアンバサダーとして釣りや魚、水産業の魅力を伝える活動をしている。