7月3日は「寿司ロボットの日」!寿司を身近なものにした、すごい裏方の話

7月3日は「寿司ロボットの日」です。

この記念日は、寿司ロボットを開発した鈴茂器工株式会社によって制定され、一般社団法人 日本記念日協会に認定されました。

鈴茂器工は、世界で初めて寿司ロボットを開発した企業です。かつて高級食だった寿司を、より多くの人が気軽に楽しめる食べものへと広げてきた、寿司業界のパイオニアでもあります。

1981年に誕生した、寿司ロボットの原型となる試作機

寿司ロボットとは、シャリ玉を一定の大きさや形に整え、寿司づくりを支える機械のこと。

「ロボット」と聞くと、職人の仕事を機械が置き換えるようなイメージを持つかもしれません。しかし寿司ロボットは、人の手仕事を奪うためのものではありません。

職人や現場で働く人たちの負担を減らし、安定した品質の寿司を、より多くの人に届けるための存在です。いわば、私たちが普段何気なく食べている寿司を支える、すごい裏方なのです。

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「これはまさしくロボットですね」から生まれた名前

「寿司ロボットの日」が7月3日に制定されたのは、鈴茂器工の創業者・鈴木喜作氏が、「江戸前寿司自動にぎり機」を「寿司ロボット」と命名した日に由来しています。

その名前が生まれたきっかけは、ある番組出演でした。

機械を見たアナウンサーが「これはまさしくロボットですね」と感想を述べたことから、鈴木氏がインスピレーションを受け、「寿司ロボット」という名前が誕生したといいます。

その後、寿司ロボットは改良を重ねながら、寿司の大衆化を支えてきました。その功績は、寿司文化を広めた原動力としても評価され、2021年8月7日には機械遺産にも認定されています。

現在では、世界90か国以上で活躍している寿司ロボット。

飲食店で活躍する寿司ロボット。今や世界90カ国以上で活躍しています

寿司は、日本が世界に誇る食文化です。その文化がこれほど身近に、そして世界中に広がっていった背景には、職人の技だけでなく、それを支える技術の存在もありました。

7月3日の「寿司ロボットの日」は、寿司を気軽に楽しめるものへと変えてきた技術の歩みを知る日でもあります。

次に寿司を食べるときは、ネタやシャリのおいしさだけでなく、その一貫を支えている「すごい裏方」にも、少し思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

世界中で寿司が食べられるようになった背景のひとつには、シャリを安定して作ることができる寿司ロボットの存在があったのです。

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この記事を書いた人

さかなのNEWS編集部。魚、漁業、水産業のことを「広く」「深く」「ゆるく」伝えています。

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