自らカゴで捕まえた「イシガニ」を使って、絶品と言われる韓国料理「カンジャンケジャン」を作ってみました。

※カニの捕獲編はこちらの記事
高級韓国料理「カンジャンケジャン」を作るため、「ワタリガニ」捕獲を試みた結果…

 カンジャンケジャンは本来、ワタリガニで作られていますが、果たしてイシガニではどうなるのでしょうか…。不安と期待が入り混じる中、今回はカンジャンケジャンの作り方と、気になる味について紹介します。

〇様々な食材からだしを取る!醤油ダレの作り方

 まずは、イシガニを漬けるための醤油ダレを作っていきます。材料は以下の通りです。

  1. ネギ(青い部分) 3本分
  2. 玉ねぎ 1個
  3. 大根 1/3本
  4. りんご 1個
  5. 梨 1個
  6. しょうが スライス3枚ほど
  7. ニンニク 2個
  8. いりこ 2掴み
  9. 干し椎茸 2掴み
  10. 水 1.5L
  11. 醤油 800ml
  12. みりん 100ml
  13. 砂糖  200g
  14. チャミスル 100ml
  15. 焼酎 ミニボトル1本(カニ消毒用)
  16. 唐辛子 5本

 かなり、沢山の食材が必要になります。カンジャンケジャンのレシピをネットで探してみると、材料は人によって違いがあったため、揃えられる範囲で用意しました。

醤油ダレの材料

 まずは、1.~10.の材料を煮て、だしを取っていきます。分量はかなり大雑把です。あくを取りながら30分ほど煮ます。ここで1つ失敗したと思ったのが、干し椎茸といりこの量です…。どちらも2掴みぐらい入れたのですが、強烈な匂い…。特に椎茸は入れすぎ注意です…。

 十分にだしが取れたら、ザルでこし、再び火にかけながら醤油・みりん・砂糖・チャミスルを入れ、30分ほど煮詰めます。味付けは好みですが、醤油を濃いめにした方が、カニがしっかり漬かるようです。その後、余熱を取って冷ましたら、ニンニク・唐辛子とともにイシガニを漬けていきます。

鍋いっぱいの材料

〇カニの下処理は手を抜かず、念入りに!

 カニの体には、泥などの汚れが付いています。ブラシなどで、甲羅や足の隙間、ふんどしの内側など、しっかり洗います。生で食べる料理なうえに、3日ほど醤油ダレに付け込み熟成させるため、汚れが残っていると菌などが繁殖する恐れがあるためです。

 また、私は醤油ダレに付け込む前に、カニを焼酎に軽く漬け、消毒しました。

綺麗に洗ったイシガニを生きたまま醤油ダレに入れます

〇実食!気になるイシガニの味は…?

 冷蔵庫で熟成させること3日目!いよいよ実食です。イシガニの殻を開けると、身がしっかり詰まっているだけでなく、卵や味噌もちゃんとありました。さらに、醤油ダレもちゃんと染み込んでいます。気になるイシガニのお味は、ニンニク醤油に漬けた白エビのようでした。ニンニクの風味が強烈でした(たぶん入れすぎ)。触感は、ホタテとアマエビを足して割ったような感じ。身と内子はそこそこ美味しかったのですが、味噌は苦味が強く食べるのはオススメしません。

 また、消毒用でイシガニを焼酎にさっと漬けたのですが、そのせいでかなり焼酎の匂いが強かったです。軽く振りかけるぐらいで良かったと少し後悔しています。ちなみに、食後に食中毒などはなかったので、それも一安心しています。

 今回、初めてカンジャンケジャンを作りましたが、イシガニでもまあまあ美味しくできました。

 今回はレシピにのっとり、韓国料理的な様々な食材からだしを取って、醤油ダレにしました。ですが、もっと日本人好みに「魚の漬けだれ」や「イカの沖漬けのたれ」を使っても美味しくできるかなと思ったのが、素直な感想です。

 本場のカンジャンケジャンを食べてみたくなりました!

今回作ったカンジャンケジャン

※参考ページ
きまぐれクック:https://www.youtube.com/watch?v=pxLAWc961pI

筆者プロフィール:
さかなのNEWS編集部・小菅綾香
釣り船の娘として生まれ、釣り歴21年。現在、東京海洋大学の大学院生。

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