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「クリオネ」や「ブドウエビ」も売ってた!御徒町にある伝説の魚屋「吉池」とは…

東京都御徒町にある総合スーパーの「吉池」は、創業100年以上の老舗で魚介を主に扱っています。また、創業者が新潟県の旧松之山町出身、直営工場が北海道別海町にあるということもあり、特に新潟や北海道の産品も多く扱っています。もちろん、九州をはじめ、様々な産地の魚介も扱っており、プロからも一目置かれる魚屋なのです。

そんな吉池さんには、根強いファンも多く、例えば毎週金曜日23時から音声SNSのClubhouseで「吉池大好き芸人」という集いが開かれています。ちなみに、直近の7/30開催で24回目。半年近く語っても語り尽くせないのが吉池さんなのです。

今日は、その一旦の話から吉池さんの三大特徴について、お伝えしたいと思います。

目次

●「吉池」の特徴1 品揃えが半端なく、珍しい魚介も手に入る

吉池さんの特徴の1つ目はなんと言ってもその品揃えです。全国各地の魚介や加工品が並び、普通のスーパーや百貨店、魚屋では手に入らないものが多数置かれています。もちろん、その時の入荷にもよるのでいつもあるわけではありませんが、その中の一部を紹介すると…。

 珍しい魚介1 クリオネ
  2月頃には、氷の下の天使とも言われる「クリオネ」が入荷することもあります。クリオネは、鑑賞を目的として売られているようですが、初めて見る人は「えっ!?」となること間違いなしです。

 珍しい魚介2 ブドウエビ
  超超高級エビの「ブドウエビ」も売られていることがあります。私が見かけたのは、初夏の頃で茨城県産でしたが、その時は2尾で1,500円程とブドウエビとしては激安でした。

 珍しい魚介3 塩丸いか
  ほぼ長野県内にしか売られていないはずの「塩丸いか」も売られています。塩丸いかは、いかの加工品で、皮をはいだスルメイカの内臓を取り、茹でたイカの胴部に足とともに塩を詰め加工したもので、塩抜きした後に酢の物などにします。このように加工品の品揃えも半端ねぇ!って感じです。

●「吉池」の特徴2 魚介以外の品揃えも多い

  そして、品揃えが多いのは魚介だけではありません。青果や精肉、グローサリーなど、ありとあらゆるものの品揃えが半端ないのが吉池さん。

  例えば、青果コーナーだと、トマトの品揃えだけでも12種類以上あったり、レモンだけで8種類以上あったり、高麗人参が手軽に手に入ったり、サトウキビがあったり、バナナの花があったり…。

  精肉では、ベーコンやソーセージの種類が半端なかったり、松阪牛も置いていたり…。

  グローサリーでは、バターの種類、納豆の種類、調味料の種類…などなどあらゆるものの種類数が半端ないです。

  特に地方に行かなければ手に入らないものも多かったりするので、「あの地域でしか買えないんだよなー。」というものも吉池さんに行けば置いているかもしれません。

●「吉池」の特徴3 気取らない独特のセンスがツボる

  3つ目は、吉池さんの気取らない独特のセンスです。この点は、実際に行ってみないとなところがありますが、ツボるファンも多数。なかなか言葉では表現しにくいですが、いくつかご紹介します。

  まず、最も分かりやすいのは、地下1階のパン屋「オンディーヌ」の裏にぶら下げられている「エイリアン」。「ついに捕獲!」というポップとともにぶら下げられているのは、「エイ」の丸干しで、確かに見た目がエイリアンっぽいんです。

  そして、月末頃に行われる抽選会でファンから大ウケしているのが、ハズレた場合の賞品で「鮭の切身」がもらえること。「これ、本当にハズレなのにいいの?」というくらい当たると嬉しいユニークな賞品です。

  さらに、吉池の店員さんには物腰やわらかで親切な方が多いです。魚屋といえば威勢の良いイメージがありますが、行くと和むのが吉池さん。仮に商品に問題があっても正直に教えてくれたりもします。プロなのに気取らない雰囲気がたまらなく好きという方も多いハズです。

…ということで、今回は東京都御徒町にある吉池さんを紹介しました。魚好きで行ったことない方は、ぜひとも足を運んでみてください。

JR山手線 御徒町駅の目の前にある吉池

【筆者プロフィール】
さかなのNEWS編集部
魚、漁業、水産業のことを「広く」「深く」「ゆるく」伝えています。

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この記事を書いた人

さかなのNEWS編集部。魚、漁業、水産業のことを「広く」「深く」「ゆるく」伝えています。

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